頭痛の原因

頭痛の原因を骨格構造的な視点からいうと「脳脊髄液の循環不全」と考えられます。これまで痛み止めを手放せないでいる方、マッサージを繰り返し効果のなかった方は、これまでの固定概念を捨て改めて見直すことをお奨めします。

脳脊髄液とは、脳と脊髄神経の栄養素であり、脳と脊髄を包んだ硬膜の中を循環する重要なものです。

また、この循環には「仙骨」の動きが重要で、上部頸椎と後頭骨の動きと繋がっており、骨盤(仙骨)の歪みを修整することがポイントです。

なぜなら脳脊髄液の流れが悪くなると、神経や細胞への栄養が行き渡らなくなり様々な症状へ影響するためで、ちょうど心臓が血液を全身に送るポンプ の役目を果たすのと同じように、後頭骨と仙骨の呼吸運動(屈曲-伸展)、特に「仙骨」が脳や脊髄神経に対して脳脊髄液を送るポンプの役目を担っているからです。

姿勢習慣との関連性

毎日、自分では気づかずに首や肩、後頭部へと、骨格・姿勢に負担を掛けています。

頭という重い荷物を毎日肩の上に乗せていながら、顎や首が前方に出た姿勢や猫背・前傾姿勢を継続することで、更に首や頭部の負担となり頸部での動脈圧迫や脳脊髄液の循環に影響して症状を誘発します。

頭部の血管が拡張して起きる偏頭痛や、首や肩の筋肉が緊張して起こる緊張型頭痛、自律神経と関連のある群発性頭痛であっても、上部頸椎〜頭蓋骨の歪みと脳脊髄液の循環の影響を受けていることに違いはありません。

頭蓋仙骨系アジャスト&リリース

頭痛は、医学的に幾つかに分類(偏頭痛・群発性・緊張型等)されてはいますが、頭蓋&頸椎の構造的な問題(椎骨の変位・頚椎全体の歪み・関連組織の緊張・圧迫等)を無視してはなりません。

骨盤(仙骨)と上部頸椎、頭蓋(後頭骨、蝶形骨、側頭骨)の修正(リリース)で、脳脊髄液、脳内循環が改善され自律神経が整い頭痛から解放された例は多数あります。早い方はその場で、また慢性化していても次第に変化が現れます。特に市販の痛み止めが手放せないでいる方は試す価値があると思います。

ご注意
寝ていても起きていても(一日中)ずっと頭が痛く、おさまる気配がない・・・
バットで殴られたような激痛、体験したことのない痛みが続く・・・

このような痛みが続く場合は痛みの原因が異なる場合があります。頭部に重大な疾患を疑うことも必要です。念のため脳の精密検査を受診されることをお勧めします。