骨盤と背骨・・・歪みの見極め「左が上?それとも右が下?」(コラム)

前回のコラムで、今現在の歪みの状態を正確に判定せずして、
左右対称の体操や運動を行なっても効果がない・・・という話をしました。

実は実際の治療の現場でも同じことで、
正しい判定(骨格診断)が、各治療院、整体院の実力差になっています。

例えば・・・
骨盤の中心にある仙骨の基底部が「右斜め下方」に傾いて見える歪みがあるとします。
しかし左右が同じ傾きに見えても実は「左斜め上方」へ傾いている変位もあるのです。

つまり、同じ角度、傾きに見えても
軸になる右が支点となって左上方へ歪むケースと
左が支点となって右下方へ歪むケースの二通りがあるのです。
(※触診だけでなく、ピアーズやガンステッドのレントゲン分析ができるとすぐに見極め可)

右下方変位は、右下方→上方へ矯正するのが正解ですが
同じ傾きに見える左上方変位は、当然左上方→下方が正しい方向です。
これを誤って、右下方→上方へ何度矯正しても歪みは正常になりません。
それどころか、仙腸関節を痛めることもあるのです。

支点と歪みの関係を考えず、足の短い側が下方変位と決めつけていたり、
来る日も来る日も背中のマッサージとボキボキの繰り返し・・・
そんな整体院は、しっかりとした歪みの判定をしていないかもしれません。

また、猫背や不良姿勢の効果を謳っても
その効果を示す資料(写真画像等)が無かったり、
プロが見るとやらせと判る不自然な前後比較を平気で載せているところも
ありますので注意しましょう。

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女性誌でよくみる(骨盤)体操、運動の効果(コラム)

当治療室にメンテナンスでお越しの男性が春先に結婚されたんですが、
つい先日、その奥様を紹介されて一緒にお越しになりました。

その際、奥様から「自分でも骨盤の歪みを感じていてずっと気になっていた」
また「女性誌などに書かれている体操や運動を色々試したが変化しない」ということでした。

・・・なるほど。

今までも同様の話は何度も聞いていますので、この際少し触れておきましょう。

雑誌等に書かれている体操や運動法、ストレッチ等々・・・
それそのものが全く無効ということは無いのだと思います。

では、なぜ効果を出せないのかというと・・・
今、持っている歪みの状態を判定(診断)出来ていない・・・から効果がないのです。

雑誌では不特定多数を対象に書くしかありませんよね?

何でも左右対称に動かせば良い訳ではありませんし、使っては行けない方向や角度だってあるのです。
例えば、自分の歪みが右に下がっているのか、左に下がっているのか判らない状態で
左右に体操を繰り替えしても、歪みは中々変化しないでしょう・・・。

治療においても、
今どのような状態(歪み)にあるかを見極める・・・判定とその能力で効果を左右するのは同じことです。

・・・でも、本を見て何でも良くなったら治療院はいらないですよね。(笑)
 

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